【感覚の記憶】隠れた家紋:祖母の樟木のタンスに秘められた守護の香り
ご年配の方々の家にある家具が、なぜ決まってクスノキやヒノキだったのか、不思議に思ったことはありませんか?その背景には、先人たちが百年の時を超えて受け継いできた生活の知恵が隠されています。除湿機も化学防虫剤もなかった時代、木材の選択は家庭の「存続」を左右する重要な決斷だったのです。
LFPでは、この「目に見えない遺産」をボトルに詰め、次世代へと語り継ぎます。大切な家族が歳を重ね、実家が建て替えられるにつれ、私たちの幼少期を定義していたあの香りは、少しずつ空気の中に消えようとしています。LFP 香料香水研究所は、一瓶のオーダーメイド香水こそが「記憶のバックアップ」であると信じています。
これらの香りは、日々の暮らしの何気ない動作や呼吸の中で、私たちの生命の配列(シーケンス)に深く刻み込まれているのです。